社外CFOの活用例(2)部門別損益

2. 事業を広げて、どこが儲かっているか分かりづらい

どんどん事業を広げていきたい!

ひとつの事業で成長してきた会社も、人が増え、取引先が増えていくうちに、組織を、分割して管理していくことになります。 たとえば、個人事業と法人事業で部門を分けたり、エリアごとに分けたり、ということです。

また、会社の内外から、以下のような提案が、出てくるようになります。 (社長) 受託サービスだけでなく、自社ブランドのサービスも展開していこう!

(顧客) 貴社は○○サービスに対応しないんですか?同業他社は、やっているみたいですね。

(社員) △△のサービスを展開すれば、わが社はもっと伸びます。私にやらせてください!

(取引先) 貴社のサービスと、私たちの顧客網をつなげて、大きなビジネスにしましょう!



このような風が吹き始めたときのことを思い返すだけでも、また将来の姿として想像するだけでも、ワクワクします。 現在の稼働能力や、既存の顧客との関係など、さまざまな点を考慮して、新たに進出する分野を決めていくことになります。


何が儲かっているのか、分からなくなっていく

しかし、こうやって会社が大きくなっていくと、経営者には、ひとつの疑問がわいてきます。


「なにで、いくら儲かっているのか、分かりづらくなってきたな」


決算書をみても、部門別の数字は、ほとんど読み取れません。 さらに会社を大きくために、経営者は各部門に、権限を与えていくことになります。
たとえば、取引先との交渉や、広告費の使用、人材の採用などを、その部門長に任せていきます。
こうなると、なおさら現場の状況が見えづらくなっていきます。



そのため、経営者は、財務上の管理をしっかりと構築することで、現場に任せながら、大きな視点でマネジメントをしていくことになります。ある意味では、経営者として、一段高いところに進んだ、ということかもしれません。

財務の観点から現場をとらえる

このような問題を解決するため、私たちは社外CFOととして、部門別損益をつくり、一つ一つの現場の売上・利益といった、財務情報をを出していきます。


さらに、この部門別情報を、現場の人の動きに合わせて捉える、ということをしていきます。 具体的には、たとえば、以下のようなことをしていきます。

  • 売上が増えたのは、どの商品が売れたのか、どの顧客が伸び始めたのか。
  • 経費が減ったのは、どのような行動をとったからなのか。
  • 委託業者を変えて、利益率を高める計画だったが、その通りになっているか。


経営者は、顧客回りをしたり、それぞれの社員と対話をしたりと、大忙しです。 ですから、社外CFOが、経営者の方針どおりに現場が動いているかどうか、数字で裏付けをとっていくのです。

社外CFO塚田公認会計士事務所
   (社外CFO)

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